コーヒーは大好きだけどカフェインあまりとりたくないという方は昔に比べると増えてくているのではないでしょうか。お店などをみてみると最近はコンビニやカフェなどでもカフェインレスコーヒーを提供しているところが増えてきたような気がします。
カフェインにはしっかりメリットもありますが、その分デメリットもあります。そんなカフェインに関する豆知識と、おすすめしたいカフェインレスコーヒーをご紹介します。
目次
カフェインとは
コーヒーの最も特徴的な成分で、お茶やココア、コーラなどにも多く含まれています。コーヒー100mlには約60mgカフェインが含まれています。
メリット
- 記憶力・集中力の向上
- 眠気冷ましなどの覚醒作用
- 血管拡張作用
- 交感神経刺激による基礎代謝促進(体脂肪の燃焼)
- 運動能力の向上
- 脳卒中のリスク抑制
- 香りによるリラックス効果
デメリット
- 利尿作用によりトイレが近くなる
- 脱水になりやすい
- 依存性がある
- 頭痛を引き起こすことがある
- 成長ホルモンの分泌抑制
- 胃液分泌促進作用で胃もたれしやすい
- 不眠症の原因
カフェインは特に妊産婦や胃が弱い方、成長期までの子どもの場合は身体に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要といわれています。
また、カフェインは適正量であれば問題はないですが、摂り過ぎてしまうと私たちでも健康に影響を及ぼすことになる恐れがあります。
海外でも過剰摂取の注意喚起はされています。日本では明確に摂取基準設けていませんが、海外では摂取基準を設けている国もあり、だいたい1日にコップ3~5杯、カフェイン量でいうと400㎎ぐらいまでと示されている国が多いです。
カフェインレスコーヒーとは
一般的なコーヒーからカフェインを90%以上除去したものをいいます。100%取り除かれているわけではく少量は含まれているので、カフェインレスコーヒーだからといって飲みすぎには注意してください。
メリット
- 寝る前でも安心
- 睡眠の質向上
- 妊娠中や授乳中、胃が弱い方でも飲める
- 頭痛・イライラ・貧血の改善
- コーヒーの香りを楽しめる
- カフェインの過剰を心配することが少ない
デメリット
- 味が物足りなくなる
- カフェイン除去時に薬剤を使用する場合がある
- コストが高い
- あまりお店に種類が置いていない
カフェイン量は、コーヒー豆の種類や焙煎方法、カフェイン除去方法により違いますが、今回ご紹介する商品の中には、99.9%除去されたものもあります。
また、「デカフェ」と呼ばれることも呼ばれることもありますが、カフェインレスとほぼ同じ意味になるので同じものと思って大丈夫です。
カフェインレスコーヒーのおすすめ商品
UCC おいしいカフェインレスコーヒー
老舗コーヒーメーカーの「UCC」のカフェインレスコーヒーです。ブラジル産アンビカ豆を100%使用し、二酸化炭素抽出法でカフェインを97%除去しているのに、普通のコーヒーと変わらす、、豊かな香りと上質なコクのある味わいのコーヒーです。インスタント、ドリップ、粉、ペットボトルの4種類販売されています。
Blendy カフェオレ やすらぎカフェインレス
飲みたいときにすぐ飲める手軽なスティックタイプのカフェインレスコーヒーです。中米メキシコ産アラビカコーヒー豆を水抽出製法でカフェインを97%除去。コーヒー、ミルク、砂糖のバランスが絶妙でほんのり甘くて優しい味わいになっています。やすらぎを与えてくれるようなコーヒーです。
ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス
ロングセラー「ネスカフェゴールドブレンド」のカフェインレスタイプです。
選び抜かれた高品質の中米メキシコ産アラビカ豆コーヒー豆を、天然水に浸してカフェインを97%除去しています。
カフェインの有無で味にほぼ差が出なかったという調査結果があるぐらい、かなり味がおいしいコーヒーとなっています。
小川珈琲店 カフェインレスブレンド
1952年創業の京都の小川珈琲店のカフェインレスブレンドです。水に生豆をつけ、溶けでたカフェインを特殊フィルターで除去する水抽出法でカフェインを97%以上除去しています。コロンビアの深煎50%、コロンビアの中煎20%、グアテマラの中煎30%の配合で、それぞれのコーヒー豆の良さを最大限引き出すため、別々に焙煎し、その後にブレンドしています。
コク、苦味、酸味が控えめですっきりとした味わいです。別の商品の「有機珈琲 カフェインレス モカ」もおすすめです。
マウントハーゲン オーガニック カフェインレス インスタントコーヒー
手軽なインスタントの完全オーガニックのカフェインレスコーヒーです。天然の二酸化炭素と水だけで除去する超臨界二酸化炭素抽出法でカフェインを99.7%も除去しています。オーガニックなだけでなく、フェアトレード認証も取得しています。
高地有機栽培のアラビカ種のコーヒー豆を全て手摘みで収穫し、丁寧にローストするため、かなり手間がかかっている分、甘くナッツのようなマイルドな香りとコク、苦味をしっかり楽しめます。
辻本珈琲 デカフェ・バリアラビカ神山
煎りたてのコーヒー豆ドリップパックになっているカフェインレスコーヒーです。デカフェコロンビア・デカフェモカ・デカフェバリアラビカの3種類あります。
バリ島で栽培から収穫、乾燥まで優しく丁寧に扱われ、さらに厳選された無農薬栽培されたコーヒー豆を、液体二酸化炭素抽出法やスイスウォータープロセスでカフェインを99.9%カット。普通のコーヒーと変わらない香りやコクで、3種類あるので毎日飲んでも飽きません。
ウインドファーム 有機カフェインレスコーヒー
無農薬でオーガニック栽培されたカフェインレスコーヒーです。森林農法(アグロフォレストリー)で育てた豆を自家焙煎し、マウンテンウォーター製法で99.9%カフェインが除去されています。
コーヒー本来の味を残しつつ、カフェインをできるだけ控えている方でも安心です。豆、粉インスタントと3種類から選べます。
カルディ デカフェ エチオピアモカ
様々な種類のコーヒー豆がグラム単位で購入できる「カルディコーヒーファーム」でもデカフェが発売されています。薬剤を使わず天然水でカフェインを90%以上除去したコーヒー豆ですが、好みの挽き方で粉にしてもらえます。
中深煎り仕上げで、甘い香りと深いコクがしっかりと残っています。
まとめ
カフェインコーヒーも最近ではかなり種類が増えてきました。お好みに合うカフェインレスを見つけて、毎日の生活のなかにコーヒータイムを設けてリラックスしてみてはいかがでしょうか。
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